水族館劇場のほうへ

何年ぶりだろうか?久方ぶりに水族館劇場を体感した。
もともとアングラに憧れて芝居をはじめた節もある自分にとって、ご馳走であろうと胸高鳴らせ鎮守の杜へ。
子供心にわくわくした記憶を手繰りながらプロローグを経て本編へ。

なんだろう?
ご馳走とたべのこしが共存している劇空間の中で、初めて水族館劇場を観た時の感覚と、ときをへて、芝居空間を少なからず体感してきた身体をへて、改めて水族館劇場を観た感覚との差異、或いは差違のなかに、これからの自分の道しるべというか指針というか、リビドーのようなものがいったりきたりして、水飛沫の向こうに、光指す方に、向かう皆の美しさと怖さとに、さて、俺は?
と問わざるをえない素敵な体感。
皆さま是非に!
水族館劇場「あらかじめ喪われた世界へ」は6月4日まで。